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日本刀を創る 其弐

先日は、刀身を制作しましたので

今日は、鞘と柄を制作します。


鞘は、自然乾燥させた朴の木を縦に割り、

その内側を刀身に従ってくり抜いてつくりますが

こちらは、WAXで創ってます。

日本刀


刀が鞘の中で少しでもすれると、

刀身に傷がついたり錆びたりするため、

鞘師の熟練の技が必要とされます。


柄は、茎(なかご)と呼ばれる部分を包み

刀身を握るための部分になります。

日本刀

刀身の茎に合わせてくり抜きます。

日本刀


刀身に柄をはめ、鞘との収まり具合を確認します。

日本刀

今回の日本刀は、ペンダントにするので

鞘から刀身が簡単に抜けてしまわないように

留め金具を創る必要があります。


日本刀のイメージ


鞘に手を添え鯉口を切り、抜刀。


刀身を鞘に納める時に「カチン!」

これを実現するための留め金具にするために

かなり悩んだ末に辿り着いたのがこれ。

日本刀

日本刀


本当に「カチン!」となったら最高ですが、

こればかりは仕上げてみないと何とも言えません。

余談ですが、時代劇などで「カチン!」とカッコいい音がしますが、

実際には、本人にしか聞こえないほどの小さな音がするそうです。

日本刀


留め金具ができたところで

鞘と柄の形を整えて今日はおしまい。


次は、鍔を創って鞘と柄を仕上げます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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