日本刀を創る 完成です。
少し間があきましたが
いよいよ日本刀の完成です。
日本刀の各パーツのキャストが
無事に上がって来たので早速仕上げていきます。
地金になってから削ることを想定して
WAXの段階では刀身が鞘にギリギリ収まらない程度で
制作したので調整しながら組み立てていきます。
全ての湯道を削り終わったら
まずは鞘と柄をロー付けします。
刀身と鞘の調整には、少々時間がかかりましたが
上手く鞘に収まるようになりましたので
次は、留め金具に入れるバネを作ります。
今回使うバネは、市販のものでは合うものがないため
ピアノ線を巻いて作ることにしました。
バネは、「カチン!」の音を出せるかどうか
日本刀のペンダントを創るうえで
いちばん重要なポイントになるため
慎重に作らねばなりません。
バネが強すぎても、弱すぎてもダメ。
バネを作っては、修正。
修正してはまた作る。
これを何度か繰り返していい塩梅のバネの完成です。
バネができたところで
全てのパーツを仕上げます。
鞘の留め金具になる部分に先ほど作ったバネを入れて
真鍮製のピンを刺してカシメたら鞘の完成です。
あとは、刀身に鍔と柄をはめて
目釘孔に真鍮製の目釘を刺したら完成です!!
それでは、完成した日本刀をご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
2017-08-21 23:14