煙管ついに完成
アクセサリーとは違い
道具としての使ってなんぼ的なところが重要なキセル
もちろん作るからにはデザインにも拘りたい
そんな想いを形にするのは簡単じゃないよね
試作品1号の火皿は上向きの髑髏
ビジュアル的にはこれもすきなのですが
タバコの葉を詰めるときに
髑髏の目の中や隙間にも葉が詰まってしまい NG
髑髏の目を埋める事も検討しましたが
髑髏を下向きにする事で解消
試作品2号の誕生です
ビジュアル的にも機能的にもしっくりときたのですが
新たな問題が
火皿が大きく重いせいで慎重に置かないと倒れてしまう
製作段階から気にはしていたのですが
やはり快適に一服してもらうには気軽に使えないと ・ ・ ・
と言うことで
相談の結果 「 足でもつけますか!」
昔の煙管にも足が付いてるものがあるようなので
そうと決まれば後はどんな足にするかです
いろいろ悩んだ結果
香炉をイメージしたシンプルな足をつけることに
想像以上にキュートな出来栄えに雁首と言うよりも
新たな生命体の誕生か?
などと雁首以外の使い道をしばらく真剣に考えてしまいました
さらに火皿にミルグレインを施し
ついに煙管が完成しました
ミルグレイン(ミル打ち)とは
細かな玉を連続して彫り入れる装飾手法のことです
2012-06-12 23:29